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エコカップ杯 3.4年生

不思議と寒さを感じない。12月とは思えない温かい昼下がり。14時からのキックオフに向けて淡々と体を動かす選手たち。大事な試合でもやることは変わらない。4年生は久しぶりの公式戦。4つのキーワードを再度確認。さらに守るときはコンパクトに、攻めるときはワイドに。

 

いざ決戦の地へ。初戦、小山クラブ戦。

攻守がコロコロ切り替わる展開の早い試合。ボールを丁寧につなぎ攻め寄るも、相手ゴールキーバーのロングキックで一気に攻守が逆転。ゴール前まで詰め寄るも、早い段階でGKへボールを戻す相手になかなかシュートまで持ち込むことができず。一進一退のじりじりした展開のまま前半終了。

 

後半、相手DFからGKへのバックパスを意識し、前半より高い位置でのディフェンスが功を奏し始める。徐々に攻め込む時間が長くなり、最後は個人技で1点をもぎ取り先制。この1点を契機に相手の猛攻がはじまる。

とにかく1点を取りたい相手の気迫と、1点も与えずさらに突き放したい気持ちのぶつかり合い。キッカーズGKのスーバーセーブ、前へ前へとボールを押し戻すディフェンス、中盤は粘り強くボールをキープし、もう一点を目指し足を止めないフォワード陣。いつもは静かなベンチも必死の声援。相手陣地内で攻撃中にタイムアップ。

 

★対小山クラブ 1-0(0-0/1-0)

17時からのキックオフの2回戦。昼間のぽっかぽかから一転、気温が下がりはじめた中での試合。長い待ち時間が苦手なキッカーズ。休憩時間に体力を無駄に消費しないように。

 

立ち上がり早い段階のコーナーキック。きれいなダイレクトプレーで先制。この一点が入ることでチームに流れが生まれその後の得点につながる。
結果として、ベンチ含めすべての選手が試合に出ることができ、選手それぞれの持ち味を出せた試合。スタメンで出た選手も、途中出場した選手も差は紙一重。貴重な公式戦の経験を積むことで清水台キッカーズ全体のレベルアップにつながる。

 

★対FCユナイテッド大崎 6-0(4-0/2-0)

 

一枚いく、速いプレッシャーから相手陣地でのプレーが増えチャンスも生まれる。

 

連動することで相手のチャンスを確実につみとる。連動することで味方のチャンスを広げる。

 

ボールを持っていないときの動きで、パスがもらえる場所を作る。

ボールをもらう前に顔を振って味方の位置を確認する。

声を出してパスを要求する。

 

勝った試合だから振り返れることがある。4つの約束、どれだけできていたかな。
結果だけではなく、勝ち方、過程にもこだわろう。君たちにはできるはず。さあ、これでベスト8。


さらなる高みを目指して。よりよい景色を見るために。もっともっとサッカーは楽しい。ともに頑張ろう、キッカーズ。

 

4年 榑松父